鷲 eagle 2005 6 29
もしかすると、アメリカ軍が撤退すれば、
イラクは、内戦になるかもしれない。
しかし、イラクの幸福も、イラク人のものならば、
イラクの不幸も、イラク人のものです。
ある本(2001年12月31日出版)には、このようなことが書かれていました。
「イラク人は、長く続く困窮生活に、うんざりしているが、
それでも、サダム・フセインに対し、文句も言わないし、非難もしない。
なぜならば、強引な指導者が倒れたら、
イラクは内戦状態になると、誰でも知っているからだ。」
鷲 eagle 2004 6 10
鷲は、大空から、地上にある獲物を見つけることができるだろう。
時には、魅力的な獲物を見つけるかもしれない。
しかし、問題は、その獲物が、大きくて重い場合である。
それが、どんなに重くても、魅力的な獲物なので、
鷲は、口にくわえて、大空を飛ぶのだろうが、
その時、どうするのか。
鷲には、二つの選択がある。
重い獲物を捨てて、自らの命を救うのか。
それとも、やがて力が尽きて、獲物をくわえたまま大地に落ちるのか。
しかし、鷲は、大空では最強の動物であるが、
地上に降りた鷲は、最強ではない。
陸には、陸の獣がいる。
鷲は、獲物を取られないように、必死に防戦するだろうが、
やはり、地上に降りた鷲は最強ではないのだ。
運が悪ければ、陸の獣に、獲物を取られた上に、
鷲は命を落とすかもしれない。